見て歩き北九州発 動物 ネコ目(食肉目)イヌ科
キツネ(アカギツネ:赤狐) Red Fox Vulpes vulpes  
体長45.5-86.5cm、尾長30-56cm
生息場所:「キツネ」というときは、通常アカギツネを指す。アカギツネは主に北半球に分布し範囲は広い。アカギツネは数多くの亜種を持ち、日本では、北海道・樺太にキタキツネ、列島のそれ以外の地域にホンドギツネが棲息する。 習性:夜行性。単独で生活し、冬にのみペアを形成し生活する。毎年4-6匹の幼獣を協力して育てる。齧歯類、昆虫類、果実、ミミズ、卵、鳥類、その他小動物を食べる。声:「キャンキャンキャン」、」、「チュルル・チュルル」など多様で変化に富む。

■雌雄 同色
説明の写真
ホンドギツネ

夜行性のためかあまり見られません。
開発・タヌキ・野犬の繁殖 の影響で減少しているという説があります。
阿蘇の草原には居ました。

熊本県 2013.3

Canon EOS7D + APO500mmF4.5
説明の写真
うしろ姿

熊本県 2013.3

Canon EOS7D + APO500mmF4.5

■夏冬 冬毛は厚い、夏は短い。
■亜種(国内)
 アカギツネ(日本ではこの1種のため単に「キツネ」というときは、通常アカギツネを指す)
キタキツネ (北海道・樺太) ホンドギツネより大きい。足先が黒い。
ホンドギツネ (列島のそれ以外の地域) 毛色がより暗褐色、キタキツネより小さい。
アカギツネとは別の種との説あり
ベニキツネ (千島列島)  

■特徴など
説明の写真
キツネ顔(キタキツネ)

猫のようなイヌ科
目は夜行性のためネコ科動物のような縦に裂けた瞳を持つ。 素早さや跳躍力からアカギツネは「猫のようなイヌ科」と言われる。 ネズミ類を捕らえるという共通の目的による進化の結果らしい。

車の窓から・・・ 観光客がエサを与えるのか車に寄ってきました。

北海道 1983.5
説明の写真
キタキツネ2

キタキツネはホンドギツネより見られやすい。

北海道 2010.12

Canon EOS7D + EF400mmF5.6
説明の写真
目をあけました。

北海道 2010.12

Canon EOS7D + EF400mmF5.6
説明の写真
キツネ様?

キタキツネです。


北海道 1983.5

<お稲荷さんとキツネの関係(説)>
「稲荷」とは五穀をつかさどる神だが、キツネとの関係は諸説がある。
稲作のネズミ被害対策としてキツネを守り神とした。
田の付近に祠を設置して、油揚げ等で餌付け。
稲荷の神とされる御饌津(みけつ)神が誤って三狐神と書かれ狐が登場した。
稲荷神社の頂点になる伏見稲荷大社がある場所の民が昔、山の神を信仰しており、その象徴が当初狼であったのが、いつか狐に変化した。
「キツネ」は昔「ケツネ」、「ケ」は食べ物の古語で「食べ物の根」が、動物の狐と意味が混同された。

HOME  RETURN
Copyright 2002〜 見て歩き北九州発 All Rights Reserved